今日は「世界读书日」（全称“世界图书与版权日”，又译“世界图书日）。世界っていうんだから、中国だけじゃないんだね。言語を換えると、世界図書・著作権デー、World Book and Copyright Day。朝からテレビでは「今日はこのデーです」って言ってるし、おとといこんな記事を見た。

【16位知名中学校长推荐书单】杨绛先生曾说：“你的问题主要在于读书不多而想得太多。”后天，就是第20个世界读书日。16位中学校长为你推荐书目。16人の校長がお薦めする本。薦める理由も書いてある。

・《呐喊》鲁迅

・《苦难辉煌》金一南

・《六顶思考帽》【英】爱德华.德.博诺

・《写作这回事——创作生涯回忆录》【美】斯蒂芬.金

・《沉思录》【古罗马】马可.奥勒留

・《思维导图》【英】东尼.博赞

・《月亮和六便士》【英】毛姆

・《谈美书简》朱光潜

・《看漫画读经典系列》【韩】孙基华{著}【韩】南基永{画}

・《全新思维》【美】丹尼尔.平克

・《人心与人生》梁濑溟

・《追风筝的人》【美】卡勒德.胡塞尼

・《中国文脉》余秋雨

・《美育人生》蔡元培

・《南渡北归》岳南

・《人生的智慧》【德】阿图尔.叔本华

　最近、息子は学校、塾の往復の際、バスの中で本をよく読んでいる。読むスピードは結構速い。「ママ、何がいいかな？」と聞かれても、何を薦めていいかわからない。中国文学、読まないし。そこで上記のリストは有難い。アマゾンでどんどん注文しようとするから、「図書館で借りられるものは借りて！」と私が言い、「小王子」（星の王子様）は実際借りてきた。中学生、高校生くらいにふさわしい本を知っていたら教えて欲しい（って、微博で聞くべきだな）。

 話はちょっとそれるんだけど……。上記の16の中学高校はわざわざ取り上げるくらいだから、「いい学校」（レベルの高い学校）なんだろうと思う。このうち、河北省の衡水中学ネタを一つ。

　うちの息子は中学に入ってから、ずっと自主的に勉強をしてこなかった。それで、ダンナがたびたび「おまえを衡水に送り込む」と脅してきた。このブログを読んでいる人は、うちの子ども達の様子を知って、北京の学校は大変だなって思ってるでしょ？いやいやいやいや、地方の方がもっとすごいよ。「勉強以外何もしなかった」という地方出身者の声を複数聞いたことがある。河北省の衡水中学はとても有名で、学校がとにかく厳しい。ダンナの友達の子どもがここの卒業生。ダンナは息子に「おまえはああいう環境じゃないと、勉強しない」と。

去年の10月、そしてこの3月に衡水中学の学生が勉強のストレスを苦に自殺したことがニュースになったが、おとといのニュースでは自殺を防止するために、柵をつけたと。写真はここから。このニュースタイトル見てよ。「揭衡水中学如何军事化管理 大厕3分钟小厕1分钟」。トイレは大が3分以内、小は1分以内。これ高校の校則だよ。ほかに「只许带牛奶、饼干、苹果、梨、橘子、香蕉6种食物进入学校」。6種のみって意味わかんないんだけど。ほかの果物食べたらバカになるんですか？

息子には言えないけどね。中国基準のいい学校に行かなくてもいいなと思ってしまう。



追：現在22時。宿題が終わらない息子。アタシの携帯から友達に何かメッセージを送っている。友達がいい点を取っちゃって、あんまり勉強しなくていいって思っている。それじゃダメだって、教えてあげるんだって。おいおいおいおいおいおい！おまえは自分の心配をしろ。「勉強はしないとダメなんだよ」。おいおいおいおい！その言葉、自分に向けなさいよ。

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