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国際交流基金の図書室に私が書いた色紙を4月から半年飾っていた。10月以降も持って行けばいいんだけどね。力尽きてしまった。
日本語を学ぶ中国人は俳句、短歌、百人一首が好きなようで、そういうのを小筆で書いて、折り紙で飾って渡していた。そのときの資料をここに保存しておく。 4月 花の色は うつりけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに <訳>桜の花の色がすっかり色あせてしまった。春の長雨が降り続く間に。同じように、物思いにふけっている間に、私の容姿もすっかり衰えてしまった。 <折り紙> 桜 平面、簡単 折り紙で切らない平面の「桜」の折り方・作り方! 折り紙で作るバラの花 5月 ・うつすらと からかみ青き 五月かな(山口誓子) ・折りし皮 ひとりで開く 柏餅(山口誓子) ・大江戸や 犬もありつく 初鰹(小林一茶) ・雀らも 海かけて飛べ 吹き流し(石田波郷) ・猫の子の ほどく手つきや 笹粽 ・ほととぎす 今来鳴き初む 菖蒲草 かづらくまでに 離るる日 あらめや(万葉集 大伴家持) <訳>ほととぎすを待っているのにやって来て鳴いてはくれないよ。菖蒲草を玉に貫く日がまだ遠いからだろうか。 万葉集入門 ・ほととぎす 待てど来鳴かず 菖蒲草 玉に貫く日を いまだ遠みか 菖蒲草(万葉集 大伴家持) あやめ折り紙 鳥の折り紙 夏の短歌 夏の短歌 ベスト30 6月 五月雨を集めてはやし最上川(松尾芭蕉) <訳>長い五月雨が降った。雨水を飲みこんで増水した最上川がすさまじい勢いで流れ下っている。 紫陽花の 八重咲く如く やつ代にを いませわが背子 見つつ偲ばむ (橘諸兄)万葉集 <訳>あじさいがこの上もなく見事に美しく咲いているこの佳き日。あなた様にはこれからも末永くお元気でご繁栄されますように。お祈りしています。これからもあじさいを見る度にあなた様を想っておりますよ。 アジサイを詠んだ俳句 紫陽花や 藪を小庭の 別座敷 松尾芭蕉 紫陽花の 末一色と なりにけり 小林一茶 紫陽花や はなだにかはる きのふけふ 正岡子規 紫陽花や 折られて花の 定まらぬ 藤原保吉 あじさいや京帷子の薄浅黄 松尾芭蕉 紫陽花に秋冷いたる信濃かな 杉田久女 紫陽花の俳句 25選 紫陽花に雫あつめて朝日かな 紫陽花が雫をふくんで朝日の輝きを受けると、とてもきらきらと照り輝いて美しい。 梅雨時期の心に刺さる俳句10選 閑さや岩にしみ入る蝉の声 セミの折り紙 折り紙ランド セミ(複雑なセミ)←これできなかった! 花を詠んだ俳句・短歌 1 夏の折り紙 夏の俳句 7月 風鈴や 花には つらき風ながら <訳>春には花を散らす憎い風だったが、夏には涼やかに風鈴を響かせている 風鈴の折り紙 風そよぐ 奈良の小川の夕暮は みそぎぞ夏の しるしなりけり <訳>楢の葉を揺らすそよ風が吹き、夕暮れは秋のように涼しい。しかし、上賀茂神社の境内を流れる御手洗川で行われるみそぎの光景を見ると、やはりまだ夏なのだなあ。 昼顔の 花咲く濱の真砂路に 跡もとどめず夕立の雨 ヒルガオ(昼顔)は5~8月に咲くヒルガオ科の花。道端や日当たりのよい草地に生息する多年草。花言葉は「優しい愛情、和やかさ」。 浴衣の折り紙 8月 船涼し 左右に迎ふる 対馬壱岐(つしまいき)(高浜虚子) 船の折り紙 向日葵は金の油を身にあびてゆらりと高し日のちひささよ(前田夕暮) <訳>向日葵は金の油を身に浴びたように輝いて、ゆらりと高く立っている。(それに比べて)後ろに見える太陽のなんと小さいことか。 ひまわりの折り紙 9月 朝顔や つるべ取られて もらい水 (加賀千代女) <訳>夏の朝方、井戸で水を汲もうとしたら、朝顔のツルが釣瓶に巻きついてた。(ツルを切ってしまわないで)隣の家に水をもらいにいった。 朝顔の折り紙 葉の折り方 そして今、12月の分を必要あって考えているところ。 PR |
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