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【2024/11/27 15:36 】 |
中国の最高学府の日本語学科で講義するの3年目
北京大学日本語学科は日本語を学んだことがない学生を募集している。へんなクセがついていると困るからであろう。入学してから、みっちり教えますということなんだろう。

9月に入学してすぐに軍事訓練。ちゃんと授業が始まるのは10日頃。初めは「あいうえお……」ばっかり。単調なのはしょうがない。何よりも五十音図から始めないと先に進めないから。そこで私が登場して、かなの歴史を話し、ひらがなの注意点等を中国語で話す。年に一回、この時に呼ばれる。



話す内容は北京日本文化センターのイベントでするのと同じ。ひらがなは漢字が元になっているとか。
 

ひらがなのうち上手く書けない字をみんなで練習するのだが、さ行までしか習っていない。日本人の先生からは、「た行以降は読みも教えながらでないと」と言われていた。

でも私はみんなに「日本の漫画だって読んできただろうし、た行以降がわからないとは私は信じない」と言った。案の定「形の難しい字は?」と聞いたら、「ふ」とか「む」とか言う。

当然のことながら喋る方は全然。日本人の先生は日本語しか話さないらしい。先生が初めに私を紹介するとき「書道の先生です」と言ったって、みんなポカーン。私が「我是教书法的」というと、みーんな大きく頷いた。

授業が終わって、私の所に来て「字を見てください」という熱心な子、多数。その子達は見たが、キリがないので、メールアドレスを黒板に書いて、「送ってくれたら見るよ」と言った。「カタカナのお手本はありますか?」とも聞かれた。いつか届けてあげよう。

10時に授業が終わり、先生とできたばかりというカフェに。そして11時すぎて、別のカフェで昼ご飯。これで30元。学食だと10元以下。学食はもちろん中華ばかりだが。


そのあと、ちょっと案内していただいた。燕南園。





この辺りも円明園だったので、この石碑に「円明園」と書いてあった。


学内で中国銀行がセールスしていた。そりゃー北京大学の学生に口座を開いていただきたいよね。卒業してもそのまま顧客で……。トランクもらえるのかあ。いいなあ。
 

先生は午後の授業に行かれて、バイバイ。写真撮影の助手としてお願いした妹妹と中関村へ。朝陽区民はなかなか海淀区に行かないので、この辺りでカフェにでも行こうと。

途中「中国書店」があるので、入る。ここに書道の法帖がたくさんあって、心踊った。しかも琉璃厂で買えなかった本もあり、我很高兴。

 
北京の「書店+カフェ」は相当行ったけど、言几又は行ってなかったので、迷わずここへ。


今はどこも日本の小説の中国語訳が多い。こういう店の雑貨にも注目している。特に買わなかったが。


地下鉄延びてよかった。海淀区もそんなに遠くないな。

日本人もだけど、日本語を学ぶ外国人もひらがなを上手に書いて欲しい。それは心から願っている。現在地方の大学の日本語学科と交渉中。どんどん矯正していきたい。

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