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うちはメゾネットで、上の階のベランダの防水がちゃんとしていないので、下の階の壁のペンキが剥がれてひどい有様だ。これは私達の責任ではなくて、建てた人の責任だ。じいさんばあさんが物業(管理事務所)と交渉して、工人の費用は物業が持つが、防水に必要な材料はこっちが買うことになった。老人たちもざんざん文句を言っただろうから、しょうがないんだろう。
そして、先週土曜日に防水工事が来ることになったが、友人がアトリエに行ってみたいというので、約束してあった。工事は家に誰かいて、ちゃんと仕事をするか見張ってないといけない。で、ばあさんが市内の家にいて、私らはアトリエに行くことになった。老人二人で八里桥の市場で材料を買い、車でここにやってきた。ばあさんがうちに来て、私と息子はじいさんの車でアトリエへ。 いつもは五環路経由なのに、四環路を経由する。しかも細い道に進んでいく?じいさんは「新しい道ができた。高速料金も要らないし、今は空いている」。广渠路に高架ができたのは最近らしい。ひたすら東へ進む。確かに空いている。空いているのをいいことに、スピード出す出す!暴走族かっ!そのときの怖さは先日記事にしたばかりだ。本当に死ぬかと思った。 空いているのはいいけど、通州区に入って、繁華街を抜け、住宅地を抜け、とにかく速度が遅い。私が念じた「スピード下げて!」という心の声がストレートにじいさんに伝わったとしか思えない。っつーか、極端に遅い。思わず息子に「もう今日はいつ着くかわからないね」と言ったほどだ。 あと怖いのは急ブレーキ。信号が黄色になる。即止まる。うわ、また来た!と思う。 やっと農村風景が見えてきて、到着。普段は市内の家からアトリエまで、高速に乗って40分以内で着くが、この日は1時間ちょっと。じいさんの選択した新しい道は空いているし、飛ばすし、前半は速かったけど、結局高速道路に乗らないから、後半遅く、プラスマイナスどころか、マイナスマイナスで、時間かかった。 ばあさんは市内で一泊。それ以外の人員はアトリエ。晩御飯はじいさん主導。 トマトとキャベツを炒めていた。あとは山東炒肉。涼菜。 これ↑は朝食。ほうれんそうときくらげ、前日の残り、お粥、腐乳。 ばあさんいなくても、じいさんがちゃんとご飯作るからラクだ。私は野菜洗ったり、ちゃんと手伝ったよ。 さて、古典家具に優雅に座っていらっしゃる、じいさんの息子。椅子は四脚。自分は定位置。自分のすぐ横には本が積まれている。客が来た時も本をどかさない。 私:この本、本棚にしまおうよ。座れないじゃない! 画伯:座れるよ。半分はあるだろ 私:いやいや、半分もないよ! 画伯:これは俺の知識だ!文化がすべてここに積まれている。どかすな! 頑固者はめんどくさい。 画伯は画家じゃなくて、芸術家らしい。最近全然絵を描いていない。字を書いている。本人曰く「うますぎて受不了」。書き終わった半紙を捨てないで積み上げているのがこれ。 画伯:最近書いたのがこれだ?どう思う? 私:線はいいけど、形がさあ。ほらこれ見てよ。これ上下のバランス悪いと思わないの? 画伯:それはいいんだ。進歩があるかどうかだ 私:んーん。前から上手だよ。だから進歩はないかな 画伯:がっかりだ。何のために書いているんだ? 毎回こんな会話だ。書いた字を評価しろというから、正直に言っているのに、私の話を受け入れない。だったら聞くなと言いたい。でも絶対聞く。言わないと、「何かあるだろ」と意見を求める。書道に関してはしゃべりたくない。 アトリエに一泊して、二日目の午後、じいさんが車を出して私と息子は市内へ。着いたら、ばあさんが乗って、老夫婦二人でアトリエへ。工事は二日続き、二日目もばあさんにいて欲しかった。工人に何か言われてもわからないしな。でも「ほら、せっかく車があるから、帰らないとね。明日だとめんどくさいから」。絶対地下鉄に乗らない。理由は有料だから。タダで乗れるバスで帰るとなると2時間半かかるので、じいさんの車で帰っていった。 私はアナタ達のやっていることがめんどくさいよ。 PR |
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