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ダンナ、じいさん、ばあさん、弟がひまわりの種や松の実を食べる。中身を食べて、殻はテーブルに置くのだが、あまりにも多くなって、テーブルに乗り切らない。というより、弟はテーブルに置こうという意識がそもそもない。食べ散らかして、汚いなんてもんじゃない。
お昼の前にみどり様がきれいに掃いたのに、午後にはまたゴミだらけになった。こめかみピキっ。もう掃かない。 大晦日の餃子の具は二種類作って、一つは尖椒と肉だった。具を作った弟は「俺は初めて尖椒の餃子を食べたとき、こんなに美味いもんがあるのかと思った。それから、必ず餃子の具はこれだ」。辛いのは私もじいさんばあさんも結構大丈夫だ。それでも、全員の口から「辛い」という単語が幾度となく漏れた。それほど辛かった。自分の好みを押し付けるのは大变迷惑だ。 アトリエでのご飯はもっぱら、ばあさんと弟が作る。私は手伝う。 中華鍋で炒め物を作る。作り終わったので、私が鍋を洗おうとしたら、ばあさんに阻止された。なぜなら水がもったいないから。洗わないで、次の炒め物を作る。炒める時の油が多すぎて、鍋にこびりつかないのが幸いだ。 お椀から溶いた卵をあけて、鍋で炒める。私がお椀を洗おうとしたら、ばあさんに阻止された。なぜなら、お椀にほんのちょっと卵が残っているから。ニラを炒めるときに、ニラを鷲掴みにして、そのニラでお椀の卵をきれ~に取り去る。 大晦日の晩は品数が多かった。わかめを戻して、塩とごま油で和えた料理があった。それはいわばコールドディッシュだ。翌日の朝ごはんのとき、前日の残りを温めようとしたら、何もかも、一つの大きな皿にのっかっていた。全部炒めて、出してやったよ。 これはばあさんの館の椅子。何も敷かなくても十分柔らかいと思うのだが、要らない服の中に枕を入れて、ズレないように袖と椅子は縫ってある。いと醜し。 みかんの皮がテレビの後ろとか、いたるところにあって、乾燥させているとしか思えない。枕の殻にするのかな。 ゴミをゴミ箱に入れようとすると、燃料にするよう言われる。 この中で燃やす。石炭ストーブの上には通常やかんが置かれていて、お湯が常備されている状態。お湯を沸かす電気代やガス代は使いたくないという老人の知恵だ。 炒め物をした中華鍋を洗わないで、このお湯を入れて、餃子を茹でる。餃子を茹でる水は透明であって欲しいと思う私の意見は胸にしまう。 餃子のまわりに多少ゴミがついていても(いや、ゴミではない。炒め物の一部)、恨むなら、姑でなく、国際結婚をした自分を恨め!と寛大な私。私も結婚一年目じゃあるまいし、心臓のまわりの毛はますますふさふさして、もう心臓が見えないほどだ。 あちらが鬼でも、私は仏。こめかみだけは多少動くが、姑問題ではもう怒らない。たぶん怒らない。怒らないんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。 PR |
心臓の毛はもう三つ編みできますか?
だんだん慣れてくるのですね。一応、火が通っているから慣れるしかないですね。「見ぬもの清し」より良いですよ、見えていて火が通っているから。 ばあさんは ちょっと愛おしいですね。
【2017/01/31 20:52】| | まお #1d6cb9ff6d [ 編集 ]
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留学当初、毎週末豊台の武術の先生の実家に泊まりに行っていましたが、寝る前、洗脚した後、ストーブのヤカンに水を足していなかったことで、空焚きとなりヤカンをダメにしてしまいました。
翌朝、先生のお父さんに叱られてしまいました。 ストーブの写真を見て思い出しました。
【2017/01/31 21:39】| | 功夫man #9b11124a7a [ 編集 ]
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三つ編み←ぷっ。嫁が姑を愛おしいと思えたら、トンでもなくいい嫁ですよね。あたしゃそこまで寛大ではない。私がおしん並みの心臓なのと(以前我慢度判断で最高級のおしんと判断されました)、同居していないのとで、どうにかやってます。春節は1泊しかしてないので、老人達は寂しいかな。子どもの冬休みはまだまだなので、またアトリエには行く予定です。
水を足すなんて、思いつきませんからね。私が小学校のとき、こういうストーブが教室にあったんですが、でも6年生のときはなかったかな。東京の、交通が便利なところですが。
【2017/02/01 08:43】| | みどり既然你用过我的名字(俺の名かたったからにはなっ) #4dab708e8b [ 編集 ]
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心臓に毛が生えたおしんのお話最高でした。
餃子をゆでるお湯は綺麗であってほしいですが、昔の人は物を大事にしますね。
【2017/02/01 12:14】| | caomeidangao #2ac05967bf [ 編集 ]
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みかんの皮乾かすって言ったら陳皮しか思いつかないんですが。
香港のばあさんが、空き缶に70年物の陳皮を溜め込んでて、婆さん入院中にドラ息子が売っぱらって警察沙汰になってたってニュース、何年か前に聞いたな。きっとそちらの婆さんも陳年陳皮目指してる。 大仏の実家に行くと、一家で潔癖症なので、表面上は古いけどとてもきれいにしているのですが、その反面捨てられない人たちなので、お前らそれぞれ博物館でも作るのか?ってくらいのアイテムがかび臭くみっちり物入れに詰まってて嫌です。風水でも良くないって言ってるのに。断舎離してほしい。 あと、元旦に義妹が買ってきた魚沼コシヒカリを姑が炊いたんですが、お昼ごはんのあと残りご飯捨てようとするので待ったをかけましたとも。塩むすびにして我が家4人で夕飯に食べました。夕飯にも3合炊いてたけど、残った分を捨てたかどうかは帰ってきちゃったので知りません。冷や飯食べないのはまったくけしからん。
【2017/02/01 14:55】| | wanko #5115ff3a6d [ 編集 ]
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caomeidangaoさん、「心臓に毛が生えたおしん」←あまりにも簡潔で感動すらしました。みどり=心臓に毛が生えたおしん。これで行こう。「北京に住んでいる日本人」だけだと、私ならではでないし、「書道を教える日本人」だとつまらないし。あと、100年たって、私が昔の人になっても、そこまで大事にはしないな。というか、ばあさんのやってることが「大事」なのか不明。
wankoさん、農薬をちゃんと洗って煎じたりするってこと?皮は何に使うんですか?って今度聞いてみるわ。 そっちは気温が高いから、残ったらすぐ捨てちゃうのが習慣?アトリエではご飯炊いて残ったら、翌日お粥。朝はダンナが100%お粥だから。とにかく捨てない老人達。私、こうやってたまにアトリエに行って、冷蔵庫をチェックして、捨ててるよ。バレるとわかっていても。そのまま台所のゴミ箱なんかに捨てたら、拾われてしまうから、ご丁寧に遠くのゴミ箱に捨てる。ダンナに言っておくと、捨ててくれる。
【2017/02/02 09:23】| | みどり我只是渺小的人(俺はちっぽけな人間だ) #4dab705fb7 [ 編集 ]
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