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成都から南昌へ午後移動する日。案内してくれる先生が11時に迎えに来ることになっていて、前日「◯◯広場へ行ってから空港へ行きます。博物館は行かない」と言っていた。◯◯が覚えられなかった。
朝食後一人でタクシー拾って、運ちゃんに「四川博物院」と告げると、「新的?老的?」と聞かれた。え?知らないよ。両方開館してるの?「天府广场的吗?」と聞かれた。あ、先生が言ってたの、天府广场だ。そこは行くんだよな。わからないけど「天府广场じゃないほう」と告げた。そして、高德地图で調べると、四川博物院は「天府广场西侧」と書いてある。え?え?どうしよう。わからない!もうどっちでもいいや(おいおい)。 到着して、入口で保安に聞く。「新館と旧館は何が違うんですか?」 新館 「成都博物館」 成都市 旧館(老馆)「四川博物院」 四川省 省の下に市があるんだから、四川博物院に行くべきでしょう。博物館より博物院のほうが大きい気がする。故宮博物院、山西博物院へ行った。次は四川だ。 で、今調べたら、成都博物館のほうがデカかった。3年前にできたばかりで超超超近代的。建築面積6万5000平米。出ました。デカいの大好き。予約が必要と書いてあるが、故宮や首都博物館のように当日でも入れるようだ。参観時間が1時間しかとれなかったので、小さい方でよかった。それでもデカかったけどね。 9時の開館と同時に入った。二階の入口で身分証を見せる人は右、それ以外は左で、その入口で提示して無料で入る。パスポートを出したら、紙に氏名、身分証番号、電話番号を手書きで書けと。身分証の人が多いにしても、どんだけヒト来ないのよ。この表になって個人情報書くの、嫌なんだよね。次の人が見るじゃん。もし次の人が私を一目惚れして、携帯番号チェックして、ストーカーに遭ったら、どうしてくれるのよ(と激しく妄想)。 中国の博物館は中が空いていて、まわりが展示室が多い。風水でいいからと聞いた。 入ったのが二階で展示は一階から三階。まずは書画館に入る。これ便箋に書いている。つまり小さい。 この上の太い字で書かれた六人の作品が冊にまとめられている。これは微博にすでにアップしたんだけど、コメントで「张问陶」と敏感に反応した中国人あり。 日本にいるときは知らなかった清代の詩人、書画家。故宮でかな。名前は何回か見たことがあった。一番左の一番下の四字は「問陶頓首」。 当たり前だが字が上手い!北京に住んでいると、故宮や国家博物館など国宝級が見られるので、地方の博物館へ行くと、「知らない人ばかり」となってしまうものなのだが、それだけ終わってしまう審美眼ではいけないと思う。この人の字は実際家で書いてみようと思った。 郭沫若。最後の三字は「沫若書」 齊璜=齊白石 私の大好きな何紹基があった。この人、湖南省出身だが。1799年-1873年。書家。 工芸美術館。 興味深いのはここならではの四川民族文物館。 「四川有多少个少数民族?」で調べたら、55だって。漢族を足して、全56じゃないか。 漢代陶石館、蔵伝仏教館、青銅器館など部屋がいろいろあって、張大千館だけ見なかった。好きじゃない。 急いで出てタクシーを探す。前進したら、骨董市場があったが、私が見たいようなものがなかった。あとでわかったのだが、ここから杜甫草堂博物馆が近かった。でも時間がなかった。 ホテルに帰る途中でタクシーからカシャ。 成都にも二環路、三環路があり、これは二環路。行きは上を通ったんだけど、この上にバス停があるのよ。北京だとないよね。 写真を撮れず、ネットで拾って来たバス停の画像。人が歩いて高架の上に上れるようになっている。この写真で知ったが、自転車も走っていいのか。危ないな。 ホテルに着いてチェックアウト。近くで成都最後の食事。杨记·苏稽桥头跷脚牛肉(新希望路店) 入口の小さいセイロ、気になる。 これだった。中は牛肉。 店の名前跷脚牛肉は牛肉のいろいろな部位が入った鍋のことで、四川省楽山の名物。 先生が「辛くない鍋」を頼んでくれたのだが、タレが辛い。私は大丈夫だけど、辛いのダメな人はいろいろ注意が必要。 <続く> PR |
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