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うちを9時半出発。運転していただいて女四人旅。10時には着いた。渋滞なければ30分で着くと知る。
入口。20元を払って、ここから入る。 獅子がね。ほとんど綺麗な形を成しているんだけど、右上のように顔の形がほぼわからないのもあり、新しくしたのが多いんだと察する。 写真はあっちに大きくたくさん載せた。 敷地内に露天のお土産屋(小さい獅子が対で売っている。10元から)があり、晓月轩は室内。日本語で「書画の販売 品がよくて値段が安いです」と書いてあった。引き寄せられるように入って行ったが、何十年も売れてないような掛け軸がかかっていたりして、買うようなものはなかった。 盧溝橋の入口(チケット売り場)の向かいに城壁がある。 宛平城…明代の崇禎年間に橋頭堡として築かれたのが始まり。城門は2カ所で、城壁の外側に見張り用の窓、その下部に射撃用の穴などが施されている。1937年に発生した蘆溝橋事件の影響でかなりの破壊を受けたが、1984年に改めて城壁、城楼、城郭が再建され現在の姿となった。 (感動中国より←こんなサイトあるんだね。「ガイドブックはもういりません」と豪語しているが、私レベルの人間には物足りない) そこを通って、徒歩3分で中国人民抗日战争纪念馆へ。パスポートを見せて、チケットをもらう(無料)。 正面にドドーンと刻まれた1937.7.7。中国で教育を受けていれば、7月7日は忘れない。 中は広い。 博物館もデカけりゃ靴もデカい。靴の上に履くのかと思ったほどだ。 勉強家の皆さんと一緒だったので、ちゃんと読んで、知らないと調べる。 东北抗日联军穿过的靰鞡鞋 靰[wù]鞡鞋……用厚厚的牛皮缝制的一种鞋子,具有良好的保暖效果。 私はついつい「昔の人は字が上手だった」ということに目が向いてしまう。 周恩来の「中共中央为公布国共合作宣言」。 日本軍の残虐な行為のところは写真を撮れなかった。心情的に。 だいたい見終わるところで、ちょうど解説員がいて、大勢の人が囲んで聞いていた。それが「靖国神社に祀られている戦犯」の写真のところだった。ここで日本語を話そうもんなら、質問攻めにあったりすると思い、友人と見ていたが、口はしっかり閉じて緊張していた私だが、解説員が話しているのを聞いて非常に意外に思った。 「戦争は国がやったことで、この人たちは個人だというのが日本の考え方だ」というようなことを言っていたのだ。「死んだら罪を問わない」とまでは言わなかったけど、そのあと「仏教がどうのこうの」と言った。ちゃんと聞き取れなかったけど、はっきり耳にしたのは「我们应该宽容」。単語では「宽待」とも言った。 誰の指導??それでなくても記念館の名前が「抗日」で、参観者は憎々しげに見ているところへ、もし解説員がさらに煽るようなことを言ったら、「日本め!」という気持ちが残ったまま退館することになる。でも、「寛容でいなければ」なんて言われたら、気持ちは違う。 私も先入観が強すぎるから、覚悟して観たんだが、ああそうきたかと感動すらした一幕だった。 官网には日本語もある。割と近くまで地下鉄14号線が通っているのだが、14号線は東段終点の北京南站から、西段まで全部繋がっていないので、朝陽区からだと乗り換えを何回かしないとたどり着けないだろう。 このあと行った「銀狐洞」にいつか続く。 PR |
留学時代に学校で一度行ったきりです。
抗日記念館は展示物を見て、気分が悪くなり日本人として居たたまれなかった思い出があります。当時私達を引率していた老師が今のダンナなのですが(そのときは付き合ってなかった)、 辛そうな顔をしている日本人留学生の私達に「これは歴史です。あなた達が気に病むことはない」と言ったのを思い出しました。 歴史問題は人それぞれ捉え方があるかもしれませんが、みどりさんが書いてる解説者の言葉を見て、ほっとしました。 7月7日日清戦争の始まり。 うちの結婚記念日同じなんですよね。 だから頻繁に喧嘩するのかな、笑。 橋はずいぶん綺麗になってますね!
【2017/12/10 10:13】| | sumari #6b016d7db0 [ 編集 ]
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1993年に日中書道研究会みたいなのが北京であって、日本から有名な書家の先生がたくさんやって来て、中国側も偉い人が参加して、私を含む書道留学している日本人学生が参加した。観光として盧溝橋に行ったんだよね。でもぜんぜん覚えていない。写真なんでないんだろう?抗日記念館はその時まだないから行ってないのかと思ったら、もうあったようだ。でもこんなに立派じゃなかったと思うけど。
教育者は(学芸員も解説員も)公平でないといけないと思う。
【2017/12/10 16:02】| | みどり(松潤に会うために絶対に直す) #4dab704859 [ 編集 ]
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