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天安門エリアに入るセキュリティチェックで、私はカバンを開けろと言われたことがなかった。でも今回は違った。
「打开看看,有纸张」(有张纸じゃなくて)と言われた。中に紙が入っている。それを見せろと。私は怪しいものは持っていないと断言できる。その紙とは故宮に行くのに自分で作った資料だ。展示作品のリストと写真。内容は書道。絶対に問題ない。そしてクリアファイルを出すと、一番上の紙が見える。あちらが見たのはこれ。 これは故宮の展示物とはまったく関係なくて、プリントアウトした資料の裏。この一枚だけを見て、ほかは見ず、無事通過。そのとき「あ、こんな北京のド真ん中でビラとか配られると都合悪いから、紙をチェックするんだ」ととっさに思った。だいたいほぼ100%観光客のこの場所で、カバンに紙は入っていない。そんな知識分子みたいなヒト、私くらいなワケだ。 私は紙を3枚持っていたのだが、そのうちの一枚(しかも裏)しか見なかった。ほかがヤバかったらどうするの。 私、裏にプリントアウトするとき、紙を選んだのよ。そこまで考えていた。再利用として裏が使えるA4がまとめて置いてあるけど、昔のブログをプリントアウトしたのも入ってた。その内容が「ダンナが冗談で台湾へ密航する」という内容。それをなんとなく使わなかった。結果的には大正解。だいたい「台湾」っていうだけで微妙な問題なのに(香港で大陸の学生に出て行けって言って騒ぎになったばかりだよね)、日本語も分からない検査員がキーワードでチェックして、しょっぴかれたら大変だ。 あーあー、よかった。用意周到で。 で、チケット売り場へ進む。ネットで予約してあったのだが、当日販売の窓口でなく、午門向かって右のここで(一番左)パスポートを見せて、A4の紙をもらう。それがチケット。 入る。書画館(武英殿)で展覧会を観る。北へ進み、昼食。 故宮の官方微博によく猫が載っているが、私は初めて見たかも。 行くのは二回目の「冰窖」(大众点评)。 中国人に北京ダックセットがお勧めだと言われたことがある。でも88元。清水の舞台から飛び降りない私。前回宫保鸡丁だったので、今回は別の、、、、卤肉饭(46元)にした。でも、ひき肉だったから本場の作り方じゃないな。 味は悪くないが、時間は午後2時半だからなのか、すっかり冷めていた。温めることをしないレストラン。ここで何も飲まず、隣のカフェへ。コーヒーを飲んでみたかった。 店員はニコニコして、とても感じがよかった。コーヒーもケーキ(食べてない)も25元から。コーヒー、味は普通。 いつもは東から外へ出るが、ここまで来たら、北から出ようと思った。 矢が刺さったままの隆宗门。写真を撮ったけど遠すぎて、はっきり写ってない。写真はこの記事へ→故宫隆宗门上的箭头究竟是谁留下来的。 もう帰ろうと思ったが、なんとなく寄り道。 翊坤宮。溥儀が婉容のためにブランコを作った。その金具が正殿の梁に残っている。 ここらへんは、故宮行ったら絶対皆が行く太和殿等と違い、色が鮮やかじゃないのがとてもいい。 西太后が住んでいた場所なので、扁額が西太后の字ばかり。 よく見えないと思うけど、上の三つすべて印が「慈喜皇太后御筆之寶」。 ↑ネットから拾ってきた。ここの写真がはっきりしていてよい→翊坤宫-体和殿-储秀宫 扁額大集合 (続く) PR |
そっか~正解は「プリントアウトした紙」
だったんですね。 政治的に色々あるんでしょうね。
【2017/09/12 12:55】| | sumari #8d44c749e8 [ 編集 ]
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でもさあ、たかだか3枚だよ。何十枚も持っていたら怪しいけど、紙数枚でも持っている人が少ないってことでしょうね。せいぜい「ちり紙」?え?昭和の言葉?あと、3枚持ってて、一枚(しかも裏)しか見ないって、検査している意味あるのかと訝る。
【2017/09/13 16:01】| | みどり色欲满满 常去风月场所(売春宿通い) #4fce0ec063 [ 編集 ]
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