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首都博物館へ行った。相変わらずデカい。江澤民の字。
地下1階の「读城」展を見たかった。 北京に住んで20年以上経つけど、こういうことに無関心だった。というより、子育てして、内職して、それどころではなかった。今は少し余裕が出てきたんだと思う。 城池という単語がわからない私。前言の英語があって、「city wall」と書いてある。それは城であって、池ではない。別のところに「moat」と書いてあって、iPhoneで即調べたら、日本語で「堀」。ああ、やっとわかった。 こういう漢字の説明もあって、宜しい。 「城池の始まり」のビデオが流れている。大昔は動物が襲って来るので、壁を高く作った。その後、敵の侵入を防ぐため(敵が動物から人間に)、土を掘り起こして、壁を作り、掘った部分には水を入れた。とまあ、子どもにもよくわかるアニメだった。難しい中国語がわからない私のような外国人にもちょうどいい。 これ「铁锁甲」だけど、編んである。本当に刺されない? これは紙でできている。こういう現代的なの、従来の中国の展示にはなかったなあ。 右側、紙の箱を積んでいる。 ベンチも紙でできている。東京の「紙の博物館」にも紙製ベンチがあったな。 私、いつ頃門ができたかまったく知らなかった。その変遷も(クリックして拡大可)。 おお!瓦当だ。「長樂未央」。 「官军守卫铜腰牌」。守衛の二字。縦10cmくらいかな。これ身につけていたわけでしょ。重いよ。 崇文门は科挙の試験を受けるためと、酒を運ぶためとか。門にそれぞれ役割分担があったとは。 この絵を見たら、「♪ミ~ソ~ララ~♪」とスケーターズ・ワルツが勝手に脳裏に。 北京の城壁が壊されていくことについての展示。これ使いましたとか。 ここで新街口豁口という地名を見て、はっと気づいた。そういう意味だったのかと。「豁口」は裂けた部分、欠けた部分という意味。もともとあった城門のほかに、豁口を開けて、通れるようにした。 見終わって13時。地下一階に館内唯一のレストランがあって、食べ放題しかないのを知っていた。味は期待しないけど、一度食べてみたいとずっと思っていた。48元1位。 ↑これ一ラウンド。インスタントだけど、珈琲飲んで、お粥やスープもあった。辛い中華はよかった。古老肉なんて作らないので、たくさん食べてしまった。おかげで夜ほとんど食べなかったよ。 博物館内の東側は小さい展示室があるのだが、以前の書画の階(2.3階)は完全に貸し画廊状態になっていて非常に残念だ。今は現代の書家の展覧会をやっている。見ても見なくてもいいような内容だったが、篆書作品を撮って、練習している中国人に写真を送ってあげた。 「東側から西を見る」の図。 首都博物馆“读城——追寻历史上的北京城池” 写真あり。 PR |
しっかし、門には用途があって、じゃあ城壁に裂け目を作ってそこから出入りっての、ウケちゃいました。
西洋と中国の城壁は街の外、日本の城壁は街の内側って、文化の違いを感じさせますねえ。 個人的には腰牌が一番見たいです。古装片見過ぎ読み過ぎですね。
【2015/11/14 15:49】| | wanko #2957d6f01a [ 編集 ]
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来たな、歴女。豁口の大きさがわからないので、調べた。あ、ここにURLが貼れないんだ。調べていくと、瓮城、涵洞と、見たこともない(今後も一生使わなさそうな)単語がどんどん出てきて、キリがない。私、これで論文書いて糊口をしのいでんじゃないんだから。★古装片、いつか見てみます(ってもう5年以上言っているか)。だって長いんだもん。
【2015/11/15 05:59】| | みどり挑战饰演暗黑女主角的(ダークヒロイン役に挑戦した) #55ffc35029 [ 編集 ]
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鎖帷子は刀で切れない防刃服であり銛で突かれた時のことまで考えてないのではなかろうかと
【2015/11/15 06:06】| | 樺太の隣の島の島民 #55ffc35029 [ 編集 ]
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まあ、そうですね。あるのとないのとでケガの程度がかなり違う。ただ、これ重いですよね?
【2015/11/16 07:49】| | みどり北川景子(北川景子が) #55feb71196 [ 編集 ]
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