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北京にいる日本人と会うと「空気よくなった！」という話に100％なる。だって、今までにはない、毎日青空。それは石炭の使用を徹底的に禁止したからに違いない。
「石炭で暖房なんて、日本だって使ってないんだから」（中国も止めて当然）。こんなことを言った輩に心で思ったことをここでぶちまけたい。 暖をとるのに石炭は一番安い。そして中国にはたくさん資源もある。石炭がダメだと、ガスを使うことになって、コストが非常に高くなる。それよりもっと高いのが電気で、庶民の個人負担は到底無理だ。 石炭止まってどんだけの人が困っているんだろうと思う。うちのアトリエもこれまでずっと石炭を自分でくべていたので、新規に天然ガスを導入。設備に7000元。これからもかかるガス代は石炭代よりずっと高いけど、仕方ない。 数週間前、友人がアトリエに遊びに来ることになっていたが、ダンナから電話が来て「ガス止められたから来ない方がいい。室内5度だし」。ええええ〜！！！お金あんなに使って設置して、数日でガス禁止？？ 理由を聞くと、石炭を禁止したことで、みんなが天然ガスを使うから、供給が間に合わない。当たり前でしょ！専門家じゃなくたって、容易に想像できるわ！ダンナのいる村は戸籍がそこの村民優先だから、あとから来た画家とか工場はガス使用禁止だって。ひでえ話だ。 その数日後、結局高いガス代をとられて、使用が許可された。「世の中、金よ」と思う瞬間だ。 うちのアトリエは天然ガスにしたけど、それが敷けない人もいる。本当に凍死するよ。12月9日に見たニュース。石炭一部復活。为了让华北其它地方用上天然气取暖，北京都重启烧煤了 私がこの1カ月に体感したことがこの一行に書かれている。已经宣布进入无煤发电时代的北京，因为天然气的短缺，不得不重启停用的燃煤电厂。 これ昨日から出回っている。 環境保護部が発した「国家的政策是温暖的」にツッコミ続出。 ・我交暖气费就是为了吸两口新鲜空气的！ ・你们到底是要情节的空气还是全部市民暖和的冬季呢？实际上这两个要求非常难以同时实现 ・政策是温暖的,执行者是冷酷的. 中国で一番空気の汚い河北省がこの5年で一番空気がいいと報道されている。多少人的付出换来的というコメントがあったが、その一言に尽きる。 石炭禁止は急に実施することではなかったと思う。空が青い、空気がきれい。それは嬉しい。でも犠牲になっている人達のことも絶対忘れないであげてほしい。
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