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2012/08/23

アナタの苦手な漢字は私は苦手じゃない(1)in北京

 6月14日に「アナタの苦手な漢字は?」と聞いておいて、そのまんまになっとった。コメント欄に挙げられた、その書きにくいという字について言及していきたい。

 まずは葉と幸を各自紙に書いて欲しい。それから以下を読んでみてよ。

 9fef6e0a.jpeg
 ①葉

 草かんむり、世、木と3つパーツがあって、まずはそれぞれが字として整っているか。アナタの世を見て欲しい(ちょっとぉ!紙に書いたんでしょうね?)。世だけ見てヘンな形だったら、葉の形がいいワケがない。

 世の縦画三本のうち真ん中が、字の真ん中に来ているか。

 葉という字は、世の横画が一番長いとカッコいい。横三本が同じくらいの長さになっていない?


②幸

 私の最終画、長すぎたな。これも土の下の横画が一番長いと良い。

 

 コメント欄には「バランスが取り方が難しい」などと書かれていたが、その人の字を見てみないと、指摘しようがない。会ったときに私に聞いてよ。

<あと十字くらい続く>

 

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コメント

1. 葉

まずは書かずに読み始めましたが(ちょっとぉ!紙に書いたんでしょうね?)を見て、やばっと紙に書き、そしたらなんと葉の横三本がすべて同じ長さなんですね~。
どうしたらかっこいい形になるか分かりやすくて、あと十字が楽しみです♪

2. まじめに書いてくださったんですね

活字の葉は横三本同じ長さです。まあ活字がまず頭にあって書くということではないと思いますが、字はココが特に長いとカッコいいというのがある場合がある。「寺」と言う字は土の三画目が一番長いのがいいんです。そうじゃない人が多すぎる。

3. 無題

「葉」の「木」は「ホ」と書くのが正解。「木」とするのは字典体(活字体)っす。

4. 引き続き調べますが

小学校の国語では「木」で教えますよね?私が大五郎先生のコメントを見て、すぐ思い出したのが、五体字典(中国で買ったもの。五体字類を持っていなかったので、留学時代からずっとこれを使っていました。この夏、五体字類を日本から持ってきましたが)、そこの「葉」はみんな「ホ」だな(たぶん)。

私がここに書くときは「書道的に」よりは、日本の学校で教える書き方を書きます。子どもが小さい人が読者に多いから、子どもに教えることを考慮して(中国の簡体字では葉は叶になります)。

日本で習字を教えている友人に尋ねたら、このサイトを教えてくれました。
http://kakijun.main.jp/page/1257200.html

あ、でも学校でもホで教えているのでしょうか。




5. 無題

説明すると長くなるのですが、現在の明朝活字は康煕字典体を元にして作られています。
その康煕字典体は、篆書体をむりやり楷書化したものですが、帝王の名のもとにそれが行われたため、後々の世までもその誤りを直すことが出来ずに今日まで引きずっておるのです。
面白いのは、康煕字典の前文は、美しい筆記体で書いてあり(つまりは「木」ではなく「ホ」のように)、日常・改まったものを書く場合であっても、字典体で書くのではなく、唐代にほぼ出来上がった楷書体で書くということを如実に物語っております。

6. 無題

現在の教育現場では、「書」あるいは文字の歴史について、充分学んだ者が教師になっては居らず、活字をそのまま筆記体として教える教師が圧倒的におおくなっていったのです。
教科書体も近代において、右往左往してその形を変えて居るのです。
「葉」や「保」などの「木」もその一例で、教科書体活字では「木」なので、教師はそのまま教えているのが現状です。
ところが、中学校になると楷書だけではなく、行書を教えます。
このとき「ホ」と書くのです。これで子どもたちも、若い教師たちも「えっ!?」と戸惑うわけです。

「葉」の「木」などはまだよい方で、「無」などは、現在の小学校では真ん中の横画を長く書かせていますが、これなどはの本の活字職人の造り誤りで、康煕字典体でも、一番下の横画が長いのです。
その活字職人が誤って作ったものを、小学生は習って居るのです。しかも書き順も、正しくは横画三本を書いてから縦画四本を書くところを、横画日本を書き、縦画四本を書き、そして横画を書かせているのです。
ところが、中学になって行書を習うときには、横画の長さも書き順も、本来のものを教えるのです。
ここで生徒も教師も、どうなってんの!?と戸惑う・・・・というような混乱が起こっておるのです。

近々、天来書院から、このようなことについて、詳細に記された書物が出る予定ですので、書を学ぶ者、教える者、文字学者と言われる先生方に是非ご覧いただきたいと思って居るところです。

8. 先生の真意がわかりました

私だったら、現在学校で「葉の下は木」で教えているから、筆でも木でお手本を書く。後に行書を習うときになったら、「ホ」と書いて、これが行書ですという。

大五郎先生にしたら、文字の歴史、変遷がわかっていない人たちが現場で誤りを教えている。教科書を変えなきゃいけない。

私がここで「木」にして書いているのは気持ち悪いでしょうね。でも現在、小学生が葉を「ホ」で書くと、先生は×にするでしょう。だから、この記事の葉はこのままにしておきます。

今回知らないことばかりで、非常に勉強になりました。かむさはむにだ(日本語にしろって?)。「面白いのは……」のあたり、書家でも知らない人のほうが多いのではないでしょうか。

9. 御無沙汰でございます。

長らく御無沙汰致しております。二鍋頭です。なんとか生きておりますので、また週末にコメントさせて頂きたいと思いますです。
さっそくですが、実はウチの娘の名前に“葉”という字が含まれておりまして、娘と家内に読ませた所、いたく感心し、参考にさせて頂いたようです。ちなみに小生は壊滅的に字が汚いので、参考以前の問題でして…。

10. PC直ったんですね

活字が上手な字だと思っている人がいるんですよね。活字はそろって見やすいだけです。お嬢さんの役に立ててよかった。

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