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【2024/04/26 04:57 】 |
娘、真面目に日本語学習開始in北京

日本語をしゃべるのと聞くのはイケてるけど、読み書きがダメなうちの子ども達。娘が小学3年生の頃、東京で国語の問題集1年生用、2年生用を買って、解いたりもした。学校の宿題がものすごく多かったし、何より親のアタシに根気がない。本人がやる気になったらやればいいと思い、放置状態だった。


 


娘が高一になって、将来の職業を考えるようになり、日本で働くのか中国で働くのかもわからないけど、日本語の勉強をする必要を感じ、2月に帰国したとき、新宿の紀伊國屋書店で『わからないをわかるにかえる中学国語1-3年』という問題集を買った。うちの場合、わからないのではなく、知らない。「知らないのを知るに変える」って感じ。だいたいね。アタシは日本の中高の国語の教員免許があって、教壇に立ったこともあるんだから、教えればいいのよね。何より本人が俄然やる気になっている。こうして、数日前より本格的に日本語の勉強が始まった。


 


問題集は漢字の成り立ち「象形、指事、会意……」から始まる。意外なのが娘が知らなかったことだ。中国の学校で習わない?次は同訓異字。中学の問題集だから、当然知っているものとして「音読み、訓読み」の説明がない。そこから娘に教えないといけない。「山はさんが音読み。やまが訓読み。林はりんが音読み。はやしが訓読み。中国の発音っぽいのが音読みだよ」。


 


問題集に書き込んでいるのを見ると、書き順がひどすぎる。漢字は中国と日本で違うものがあるのでややこしいが、「め」の書き順などひらがなでも間違っているのにビックリした。「だってママ教えたことないでしょ!」。確かにそうだ。いちいち反省する私。まあその反省がすぐ活かされるからいいんだけど。


 


そもそも日本人が小学校で当然習うはずの文章を読んでいない。北京の日本大使館から日本の教科書を無償で配布されているので、教科書は持っている。


 


 


物置の中からダンボールを探し出して、小学1年生の国語の教科書から全部読ませることにした。日本のコミックも買って読むし、娘はスラスラ読んでいく。柿と鍵の絵があって、横にひらがなで「かき」と「かぎ」。濁点があると意味が違うと言いたいのだろうけど、娘「ガキかと思ったよ」←おいおい。「たいいくかん」と書いてあるのを見て、「え?『たいくかん』じゃないの?」。「たいいくかん」は確かに「たいくかん」と言っている。そこで娘「ママ、『ちゅう・ご・く・ご』なの?『ちゅうごこ』だと思ってた」。ええ?「15年間騙されてたよ」。いやいや、騙してたんじゃない。「ママしゃべるのが速いんだよ」。ちゅうごこって言ってるのか、アタシ?恐ろしいな。類似の間違えはたくさんしてそうだ。


 


発見の多すぎる日本語学習。まだまだアタシのほうが驚きそうだ。

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【2014/03/25 22:41 】 | n子育て、教育 | 有り難いご意見(4)
それでも108人なんたらかんたらの子育て論議in北京

 「『それでも108人』だっけ?」って友人からメールが来たときは笑った。違うと思うけど、まあいいや。8月の終わりに日本で出版された本に執筆した。私と同じように中国人と結婚して、子どもが現地校へ通わせている日本人に私の文章の感想を聞きたいと思った。


 


 たとえば、うちの子達は片親が日本人であることで、学校でいじめられたことはない。そう書いた。でも、実際いじめられた人の話は複数聞いたことがあって、そういう人が読んだら、「何ノーテンキなこと書いてんの?」と思うのかなと思って。まずは子育ての先輩(私より年上、お子さんもうちの子より上)に感想を聞いた。


 


 


 以下、コピー(本人に許可済み)。


 


私は筆者と同じく、90年代から北京に住んでいる日本人で、また同じく中国人の夫と結婚し、2人の子供を現地校に通わせた経験を持っている。同じ時代を、そしておそらく似た経験を持つ者どうしとして、自分の経験や感じたことを思い出すようにして筆者の文章を読んだ。


各々の経験の細部に多少の違いはあるが、子供も親も非常に似通った経験がある。多くを語らなくても、その時々の気持ちは手にとるように理解できる。ある意味、自分の分身のようにも思える。もちろん、似たような経験に対する対応や感じ方は全く同じではないが、その状況を肌で感じ、その気持ちを理解できるのは、やはり同じ時代を同じ立場で生活した者どうしならであろう。


筆者が「気まずさ」と表現する感覚は、私の中では中国社会の中での疎外感として現れる。 その場の雰囲気や感情にシンクロできない自分を意識する「居心地の悪さ」というのであろうか。おそらく、日中ハーフの子供たちは多かれ少なかれ感じているものであろう。


 


 コピー、ここまで。この後、彼女とメールのやりとりをして、わかったのだが、私自身は国際結婚をしたことで、子どもが勉強が大変だったり、苦労しているから、申し訳ない気持ちがある。もちろん子ども達に直接口に出して言ったことはない。でも、彼女は申し訳ないなんて思ったことはないという。ハーフだからこそのメリットがあるでしょうと。いや、それはわかってますよ。でも申し訳なさは常に兼ね備えている。


 


 あの本のことについてはまとめる時間がなくて、ずっと触れていないが、いつかちゃんと言及したいと思う。本そのものの感想(写真が暗いとか)、私の文章の感想をコメントしてください。

拍手[3回]

【2013/12/17 17:40 】 | n子育て、教育 | 有り難いご意見(0)
事件簿1:ばあさん3が息子を叱り、私をたしなめた(下)in北京


 (上)より続く


 


 


息子は作文が苦手なので、「はい、今から書いて」って言ったって、すぐ書けるはずはない。しかもこの日、熱こそないものの、咳、ハナが出ていたし、非常にだるそうだった。ばあさん×2が執拗に急かすから、無理やり書いたが、その書き出しはひどかった。



 我的梦想是好好学习,考一个好的大学,找一个好工作。


 


 ばあさん3が「ダメダメダメ」。私も「ダメだ」と思う。これじゃ小学生というか、幼稚園児の作文だ。私自身、中三の時進学塾(といっても、寺子屋かい!ってな感じのかなり小規模な塾)へ行っていたが、国語の先生から「一番感動したこと」という題の作文が宿題に出されて、「書き出しが『私がこれまでに一番感動したことは』なんていうのは、絶対ダメ」と言われた。確かにそうだ。センスなさすぎる。


 


 息子にやる気ないのが手に取るように分かる。その後すぐ無理やり数行書いたのだが、その書いた内容がありえないくらいまずかった。これ見て、ばあさん3、怒り爆発。まずばあさん1に「ダメダメダメ」。そして「母親がそう教育しているからだ」と言う。そして、私に「これ読みなさい」。目がものすごーーーく怒っている。まじで怖かった。恐る恐る読むアタシ。敢えて日本語にするけど……。


 


僕の夢は将来アメリカに行くことです。僕に愛国精神はありません。僕はハーフで、友達のように中国を愛していません。日本では中国の「丑陋的一面」を報道しています。



 ええええぇぇぇぇええええ。


 


 よりによって、わざわざハーフと言及し、「中国が悪い」と母親が教育しているようなこと書かんでも!私、そんな教育絶対絶対してないから!ただネットのない時代から、中国にいる中国人では教えないような、日本人の角度から見た歴史感は話したことあるな(あ、やっぱりある、、か?)


 


 これについて息子にどういう心情だったのかを私は問わなかった。でも、息子の気持ちになってみた。ばあさんは13も子どもの顔を見ると開口一番、「勉強しなさい」。ばあさん達がここにやってくると聞いただけで、子ども達はいや~な顔をする。作文の内容としてこんなことを書いたら、ばあさん達が怒るのは火を見るよりも明らか反抗してやったのではない。息子の性格からして、そんな面倒なことを故意に起こすはずはない。作文のお題は「私の夢」。息子は将来アメリカに行って仕事をしたい。それを書いてく過程で、うっかり書いちゃった。そうに違いない。


 日本で中国の悪い面を報道している一方で、中国でも日本の悪い面を報道している。それが偏っていることも含めて、うちの子達は冷静に受け止めている。でも、田舎の年寄りに、そんな冷静さはみじんもない。ばあさん3にしたら、「私、今日わかったわよ。日本人の母親が子どもに中国のことを偏って伝えている」。絶対そう思っている。そこで私は弁解しない。ばあさんにしてみたら、私は「偏って」いる。それを否定しない。否定できない。


 


 偏っているか、偏っていないかなんて実際どうでもいい。嘘のない言葉で作文を書くのが、大事。でも、「中国を愛していません」はとりあえずやめときな。


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【2013/11/25 22:00 】 | n子育て、教育 | 有り難いご意見(3)
事件簿1:ばあさん3が息子を叱り、私をたしなめたin北京

 ばあさん1(姑)と3(姑の妹)が日曜日にやってきた。3が元国語教師だから、子ども達の勉強を見るため。息子の宿題に作文があって、お題は「我的梦想」(私の夢)。3は座るなり、息子を目の前にいきなりデカ過ぎる声で授業を始めた。


 


3:夢に関する四字熟語を挙げて


息子:え~。知らないよ~


3:ひとつも知らないってことはないでしょ! 梦想成真


息子:それ四字熟語に入るの? 


3:いいから書きなさい。あとは、○○○○、○○○○、ほら書いて


 


 「周吾は将来アメリカに行きたいのよね。北京は空気が悪い。この問題は解決しなきゃいけない。たとえばアメリカは汚染についてどうやって取り組んでいるか勉強する。中国に戻って来たとき、自分が学んだことを反映させる」。


3が自らどんどんキーワード、フレーズを書き出す。从每个人做起。社会有用的人。家乡梦。中国梦。人们常说:“理想与现实有一定的距离。就是说梦想更不是……”。←おいおい、アンタが書いてどうするよ。


 
 息子、どうやって書いていいか、全く思いつかない。横ではばあさん×2がある程度書き終わるのを待っている。やっと5行くらい書いて、トイレへ行く息子。3が原稿用紙を取り上げ、読んでから、いきりたった。

 私は横で字を書いていたのだが、私の教育が悪いみたいなことを3が1に言っている。娘が日本語で「ママが悪いって」と私に告げる。息子、トイレから出てこない。3が私に原稿用紙を差し出し、「ほら、貴女、読みなさい」。口調がえらく強い。



 


 


全然時間ないから、明日続き書くよ。

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【2013/11/19 16:30 】 | n子育て、教育 | 有り難いご意見(2)
携帯捨てた+ドイツ語が中国語に聞こえるときin北京

 息子が携帯でゲームばかりやっているので、私、怒り爆発。取り上げて、床に投げつけて、拾って、ゴミ箱に捨てた。「どうせ後で拾うだろう」と思った。


  二日後。


息子:ママ~、友達に宿題聞くから、携帯返して
:ええ?拾ってないの?
息子:ええ?ママ、拾ってないの?


一同:ええええええぇぇぇぇえええええええ


息子:でも、目にはいいよね(とっさにどういう反応よ?)


 娘が小学生の時、リカちゃんで遊んでばかりいたので、私、怒り爆発。取り上げて、床に投げつけて、拾って、ゴミ箱に捨てた。「どうせ後で拾うだろう」と思った。結果、リカちゃんと永别了。それまでは私、怒り爆発。捨てる。子ども、拾う。絶対拾っていた。 


まさか拾わないとは……。え?だったら、捨てるな?だって、理性失っちゃうもん、怒り爆発すると。


Phone、本物なんだよなあ。まったく!


 


 


さて、息子が「ママに絶対見て欲しい」と教えてくれた動画。


中国語版空耳アワー。德国BOY原版 (空耳字幕版) 
↑うちの息子がこんなんになったら困るから、携帯なくてよかったかも。

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【2013/11/04 18:27 】 | n子育て、教育 | 有り難いご意見(0)
息子、絵の勉強開始(其之弐)in北京

 昨日の記事より続く。


 


 室友(ルームメイト)のお土産って迷う。美術用品なら喜ばれそうだが、じゃあ何を買ったらいいのか。息子もさんざん考えたが、最終的に「カップラーメンを買う。日本のは美味しいから」。部屋は自分以外6人だから6個?かさばるじゃないか!でも、日本から北京への荷物、重い宿題、教科書などはトランクに入れたから、手荷物のリュックに何も入ってない。そこへカップラーメンを6個入れ、あと「カルピス1本」も買って(これはトランクに)、お土産とした。


 


 日本で宿題をあまりやらなかった。北京に戻って新学期まで3週間あったけど、パパが「宿題終わるまで美術学校には行かせない」。でも息子の室友が一人、8月半ばで地元へ戻ってしまう。その子にお土産を絶対あげたいと言って、日本から戻って翌日からまた美術学校へ。「宿題終わるまで」と怖い顔してたくせに、「そうか。行くか」と嬉しそうに送るダンナ。


 


 また一週間行って、金曜日に迎えに行った。「周が日本から帰ってきたから、みんなが庆祝してくれた」。ここは三食食事付き。でも外で食べてもいい。日本から帰ってきたお祝いとして、室友7人で外のレストランで食べたと言う。支払いは息子。え?なんで?お土産あげたのに?まあ外と言っても7人で100元ちょっと。中国人って誕生日会って言ったら、誕生日のその本人が支払うし、一瞬「いじめられてないよね」と思ったが、それを口に出すと、「ママはわかってない」と言うに決まっている。「みんなでワイワイ楽しく」だったんだからいいかと、無理やり納得した。


 


 お土産のカップラーメンは元祖の元祖、日清のアレ。室友の一人が「これウォルマートに売っている」と言いやがったらしい。でも、日本産とこっち産では味が明らかに違うよ。日本の方がグレードはずっと上!!……って、違いはわからないだろうなあ。ちっ。


 


 いいのよ。いいの。息子が買いたくて、みんなで食べて、息子、満足してるんだから。


 


 


 で、5週間そこで学んだ成果はというと。最後の一枚がコレ。初めて習って、このレベルならいいのかな?


 





<完>

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【2013/09/17 09:55 】 | n子育て、教育 | 有り難いご意見(5)
息子、絵の勉強開始(其之壱)in北京

 息子の希望は小学生のときから、「パパが出た中央美術学院に入って、将来は漫画家になる。あ、パパみたいな画家はイヤなの」。中国の美大では最高学府である中央美術学院を出て、漫画家になったという人を一人も知らないのだが、彼の理想図は「絵が上手になって、漫画家になりたいけど、ダメならコックさん」。どーゆー思考回路?


 


 家にタダで優秀な先生がいるんだから、小学生のときから、じいさんもばあさんも私も「パパに絵を習え」と言ってきた。これまでの人生で全2回はデッサンしたかな。でも、親だとダメなのよね。持続しない。それで「いつか」と言っていたが、今年に入ってダンナが具体的に「美大予備校に行かせよう」と言い始めた。それで、この夏初めて行ってみた。


 


 中央美術学院の周辺にはたくさん美大予備校があって、ダンナの同級生が開講しているクラスに行くことになった。絵を描く道具を準備して、7月半ば家族四人で行ってみた。


 


 事務の先生が「え?通う?近いの?夜10時まで授業だけど、通える?」。うちから学校まですごく遠い。朝は8時半から授業。で、急遽お泊りが決定。着替え、タオル、洗面用具、何も持ってない。事務の先生の「歯ブラシなんかは代わりに買ってあげるよ」などと言う言葉に甘え、その日から合宿開始。


 


 息子を学校にぶちこんで、ダンナはアトリエに帰り、私と娘は市内の自宅に戻る。娘と二人だとありえないくらい静か。はっきり言って寂しい。

 この学校、中一が一番小さくで、高三が多く、浪人生もいる。息子にしたら年がずいぶん上の子も一緒の部屋だし、いじめられないかと心配してしまう。翌日、私、着替えを届けに行ったんだけど、昼食中で会わせてもらえなかった。携帯は持たせたけど、だいたいオフにしているし、毎日どのように過ごしているのか、かなり心配しつつ、月曜日から金曜日、五日間が過ぎた。


 


 地方の子が多く、土日もそこにいる。つまり夏休み中ずっとその学校にいる。息子はいてもよかったんだけど、学校の宿題が終わらないと困るから、土日は家に帰すことにした。


 


 金曜日に迎えに行って……。


私:いじめられたりしてないよね?


息子:ママ、ここは日本じゃないんだよ


私:食事は中華ばっかりでしょう。味どうなの?


息子:それがねえ。美味しいの!


私:宿題やった?


息子:少しやった


 


私:周が日本人だって知ってるの?


息子:“你是哪儿的?”って聞かれたから、“混血”って答えた


私:それで?


息子:そしたら、初音ミクが好きな子がいるの。あと秋葉原とか知ってるんだよ


 


 夜の授業が10時まで。それからすぐ寝るのかと思えば、カップラーメンを食べたり、「三国杀」というカードゲームで遊んだり、部屋の子と楽しく過ごして、毎日12時就寝。8時起床だから、まあいっか。いや、晩ご飯はちゃんと食べてるのに、そんな遅い時間にカップラーメンはやめてほしいな。


 


 息子はこの学校へ8月下旬まで行ったが、その間2週間日本へ行った。日本で「室友(ルームメイト)にお土産を買いたい」と言ったのを聞いて、ああ同じ部屋の子とは仲よくやっているんだなと安心した。


 


 あ、室友の「エロ本買ってきて」というリクエストには応えなかったけど。


 


<続く>

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【2013/09/16 10:54 】 | n子育て、教育 | 有り難いご意見(8)
カップヌードルミュージアムで息子がin横浜

 横浜に行ったのは横浜美術館が目的だったが、その足でカップヌードルミュージアムへ行った。300円でオリジナルカップヌードルを作らせてもらえる。中の具を選び、パッケージに自分で絵を描く。


 


 


 


 


息子、相変わらず上手いな。









拍手[9回]

【2013/09/07 09:37 】 | n子育て、教育 | 有り難いご意見(0)
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