忍者ブログ
  • 2024.03«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • » 2024.05
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/04/19 08:59 】 |
西安いいとこ一度はおいで(2日目:華清池)

 兵馬俑など郊外はいわゆる「一日游」に申し込むことを決めていた。1日目西安に着いて昼食後すぐにホテルで「兵馬俑へ行く一日游があるか」と聞いた。ホテルからピックアップし、全行程案内し、最後ホテルまで届けてくれる一日ツアー。自分で長距離バスに乗って行くより割高だけど、ガイドが歴史の説明をしてくれる。これは本当によかった。歴史の難しい話とか、うちの子達は日本語より中国語のほうがよくわかる。私は「英語のじゃなくて。中国語の!」と強調。コンシェルジュが「今から出かけるでしょう?午後にお知らせします」。夕方ホテルに戻ると、「兵馬俑と華清池に行くのがあります。明日745分から815分の間に出発します。支払いは今」。
 


 翌日750分にガイドから私の携帯に電話。「起きたばかりですか?食事中ですか?」。私「もう出られます」。だって約束の時間だし。ガイドが「私は地下鉄に乗っています。車は810分に、ホテルを出てすぐ左のバス停のところに着きます。運転手からも電話が行くと思います。車のナンバーは6630」。すぐに運転手から電話で、同じことを言われる。ワゴンに乗ると(8:15)、ガイドはいない。え?すでに5人が乗っていて発車。次のホテルで父と子、ガイドが乗ってきた。


 


 市内を出たあたりでガソリンスタンドへ。娘が「おいおい、ガソリンくらい入れておけ」と日本語でツッコむ。ガソリンを入れたのに、なかなか出発しない。ガイドが一生懸命何かを書いているのが見える。それは旅行社と旅行者の契約書で、「兵馬俑と華清池へ行く。入場料は含むが、昼食は含まない」ことに同意するもので、一グループ一枚。ここで停まってずいぶん時間のロスをしたと思う。

 やがて発車し、西安の街のこと、歴史のこと、ガイドがいろいろ語り始める。私が息子に「周吾はガイドさんの言うこと聞いて全部わかるんだよね?」「え?ママわからないの?」「うーん。わからないところもあるな」。息子、にわかにバカにした目つきに。悔しい。私が聞き取れたの85%くらいかな。ワゴンに乗った旅行客は11人。ガイドがときどきクイズを出して、前に座ってた社員旅行5人組みたいな人達が活発に答えるんだけど、一度周吾が「鸿门宴」と答えて「正解」と言われたとき、にわかに尊敬の眼差しになったよ、アタシ。問題さえも聞き取れなかったもん。司馬遼太郎の『項羽と劉邦』は面白いと思って読んだけど、「上」で止まってる。実家にあるから次回絶対持ってくるわ。


 


 先に華清池へ行った(9:30)が、ガイドが「このあたりは温泉が有名で、杨澜3億元投資した温泉もあります」。うちのダンナ、河北省の土地買わないで、西安の温泉買わないかな~(なんてみじんも思わないっての!)。


 


 私が西安に行くのは今回が4回目。一回目は1986年で、このとき兵馬俑と華清池へ行っている。後の二回は93年と94年で、行っていない。約30年ぶり?ヘンなエロい楊貴妃像が立っていたよ。子ども達にも不評。近くで写真を撮らなかったので、しっかり見たい人はここへ

 


 1991年に西安美術学院の先生が作ったという彫像は3.3m。楊貴妃は身長が150から55で、体重が64キロあったという話なので、この像は細すぎるとガイドが言っていた。

 この像の後ろに温泉のお湯に触れるスペースがある。
 
 この横に売店があって、女性の絵が印刷されたタオルが売っていた。この湯につけると、着ている服の色が消され、ヌードになるという卑猥なタオルだ。ギャグでお土産に買おうかなと思っていたら、あろうことか小学生が「いくらですか」と聞き、売ってるオバちゃんが私をチラチラ見て、ものすごく小さい声で「35元」と言った。そして私が「いくら?」と聞くと「45元」と大きな声で言った。買わなかった。
 

 WiFiつながるってよ。
WiFiの中国語は「无线网」。 

 
 これ楊貴妃のお風呂「海棠汤」。





 こっちは玄宗皇帝のお風呂「莲花汤」。400㎡。デカっ。
 


一緒のツアーの中国人達がしきりにガイドに「これ本物ですか?」と聞いていた。中国は複製品が多いからね。唐の時代ってことは1300年くらい前。それよりずっと時代が下る西安事件(中国語は西安事变。1936年)の現場として見学すべき場所は「环园」。娘が写真をずいぶん撮ったから、これについて後日書くかもしれない。

 最後「あと30分後に集合です。それまでご自由に」と言われた集合場所にたどり着けなかった。「环园」の中をどんどん上がっていく、ヘンな出口だった。そこから入ったんだけど(11:15)

おまけ:
1.華清池の写真が多い中国人のブログ
2.楊貴妃の湯殿がある華清池
<続く>
 


独り言:ブログって字数が多すぎるとアップされないんだけど、実際の文字数に加えて、字に色をつけてもカウントされてしまう。現在試行錯誤中。


 

拍手[7回]

PR
【2014/01/26 09:55 】 | n地方、旅行 | 有り難いご意見(5)
<<2014央視春晚節目単 | ホーム | 西安いいとこ一度はおいで(1日目:大雁塔、楽楽餐庁)>>
有り難いご意見
華清池
私もここ1986年と2009年に行きましたけど、1986年にはすごく新品ぽかった楊貴妃の浴槽(観光客は自由に浴槽に入れた)が、20年経ったら10倍くらいの敷地になってるわ、浴槽に近づけないわ、20年経ったと思えない程古びてて遺跡っぽくなってるわ、と、随分変わってて驚きでしたよ。
【2014/01/26 19:26】| | wanko #9866b2d43f [ 編集 ]


ロープウェイ
写真でみると、ロープウェイが見える。そんなのあったかなぁ~?
91年末は、池の横にかなりふくよかな楊貴妃像があったんだけど、95年には無くなってた。ガイドによれば、人気が無くて移動したとか・・・。
西安事件の場所にも行ったっけ・・・弾痕が残ってたよね。
そういえば、その山の上から楊貴妃がライチが運ばれてくるのを首を長くして見ていたっていうの本当?
【2014/01/26 20:28】| | マリズ #5804baaddf [ 編集 ]


昔のことよく覚えてないが
wankoさんが1986年って幼稚園児の頃?私は小学生かな(おいおい)。私は読んだ小説も読んだそばから忘れてしまうが、旅行先のことも記憶から消える。でも、確かに楊貴妃のお風呂、小さい建物に入っていたような。中に入れたのか覚えてないな。

マリズさん、ロープウェイなんて最近でしょうね。娘が乗りたがった。でも団体行動だから諦めた。楊貴妃像は今でもかなりふくよかなんだけど、でも実際はウエストのくびれなんかなかったはずだ。撤去した時期があったんだ。胸をおもむろに出してるからか?小学生があの像の下で写真撮っているのを見て、うちの子達が「あれは子どもによくない」って。アンタ達、子どもじゃないのか?ライチの話は知らないな。逸話たくさんありそうだ。
【2014/01/28 03:39】| | みどり杰克・韋尓奇(ジャック・ウエルチ)  #55ffc2c27b [ 編集 ]


思い出したこと
90年代、同じ学校だったXオバサマが西安博物館に行かれた時のこと。
外国人だと気づかれぬよう、気を張っていたにもかかわらず、売店の人からしつこく「ヤスイヨ ! ヤスイヨ !」と声をかけられ、腹を立てたオバサマは思わず「我不是日本人 !」と返してしまったそうです。
オバサマの部屋でこの土産話に爆笑している間に、私の部屋に空き巣が入った、というオチ付き。
【2014/01/28 19:13】| | ユキヤマ #28a3ee84b6 [ 編集 ]


また何か思い出したら書いて!
そこで「我不是韓国人」って言えばよかったか。日本語通じないフリして。
【2014/01/29 10:32】| | みどり約翰•克里斯朶夫(ジャン•クリストフ) #55ffc30a63 [ 編集 ]


貴重なご意見の投稿















前ページ | ホーム | 次ページ

忍者ブログ [PR]