杨梅竹胡同で唯一買い物したのが、台湾のゼリー。この店、ほとんどが日本のお菓子。ここは店内の写真もOKだったし、店員の感じもとてもよかった。私の財布を見て「それ手作りですか？デザインいいですね」と。1個5元×4。

  お腹がすく。正午に通り道の7-11でおにぎりを1個買って食べただけ。特別なところで食べたい。そして廊房二条の“爆肚冯”へ初めて行った。

  4時という、昼食でも夕食でもない時間だったけど、客は結構いた。メニュー見て「初めて来たんだけど、普通これを食べるの？」と一番上の「牛百叶28元」を指差し、店員がうなづくのでそれを頼んだ。

  鍋を食べている人がいて、人数多ければなーと思った。牛百叶はどこの部位なのか、中国人でもわからないんだろうなあ。

Q：牛百叶是牛的什么部位?

A：牛是反刍动物，与其他的家畜不同，最大的特点是有四个胃（牛は反芻動物で、胃が四つある）……（四つあるうちの一つで）、瓣胃（百叶胃，俗称牛百叶）（瓣胃、百葉胃、俗称は牛百葉）。

  そして私、牛百叶の日本語、忘れてた。中華宅急便：牛百葉（千枚）。そうだ。センマイだ。日本だと高いな。しゃーない。

　ぐだぐだ書いたけど、早い話が「胃」だよ（反芻動物とかいう説明要らないんじゃ？）。

ここ开创于清光绪年间の老字号（老舗）。その名のとおり、冯さんが始めて、今四代目。今、何歳なんだろう？五代目は「爆肚ヤダ！跡継がない！」とか言うんだろうか。

  で、味は、ゴマダレはおいしかった。胃はねえ。普通。北京に「老字号」はたくさんあって、結構行っていないので、少しずつ制覇していきたい。

  ペロッと食べ終わって、東に進むと、「ここが元の店です。西に100m進んでください」と書いてあった。


  さらに東に進んで、どうやって帰ろうか考える。いや、お茶するか。



  「多乐之日」という韓国系パン屋が見え、吸われるように足がそちらへ。「多乐之日」は北京で雨後の筍スピードでチェーン展開していて、パンやケーキが売っていて、コーヒーなど各種飲み物があり、テイクインもできる。でもこの右側はちゃんとしたイタリアンレストラン（by多乐之日）だった。


  建物の中に入ると、アメリカ（おいおい）。


  そのイタリアンじゃない方のパン部門へGO！牛の胃だけじゃお腹いっぱいにならんわい。パンを2個買って、タダのお水飲んだ（おいおい）。雑貨が売っていて、あと、この建物の2階と地下1階にトイレがあるのはしっかりチェックしておくべきだろう。

   向かいがスターバックスなんだが、私はこっちの韓国系のほうが好きだな。

この日のルート（地図はクリックして拡大可）

A　バス停「大栅栏」
B　バス停「前门」
C　杨梅竹胡同の一番西（BからCに何気にいろんな店がある）
D　铃木商店
E　爆肚冯
F　多乐之日 

（完）

[4回]