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【2024/03/29 14:27 】 |
じゅりちゃん旅行記(琉璃廠。私はネ申じゃない)in北京
 じゅりちゃんが「琉璃厂に行きたい!」と提案するので、地下鉄「和平門」駅の東南口(C口)で待ち合わせ。Cを出てよく見たら、C1とC2があるじゃないか!琉璃厂へ行くにはC2のほうが近い。
 
0b34b8ee.jpeg私が「筆巻きを買いたい」と言い、まずは『文汇轩』に入る。中国は何でもデカいから、筆巻き(中国語で笔帘)も長いのばかりで、短いの(と言っても日本の普通サイズ)がなかなか手に入らない。ここでは1本10元で入手できる。じゅりちゃんが「お土産にきれいな便箋を買いたい」というので、店の中を通って、『北京安徽四宝堂』へ向かう。これについて、じゅりちゃんはmixiに「スパイかホンマもん書道家しか知らない裏道を通って」と書いているが、そんな謎めいてない!って。
 

80d015f1.jpeg 私がこの裏道を知ったのは、日本の著名な書家が北京に来たときお供にして通ったのだが、10年以上前はもっとごちゃごちゃしていて、室内版『潘家园旧货市场』みたいだった。当時は「きっとここにお宝ある」って感じだったんだから。




 
6b6ee64c.jpeg 『北京安徽四宝堂』を出て、筆の老舗『戴月轩』へ。昨日たまたま友人から「北京生活7年目にして初めて琉璃厂に来た」と電話が来たので、「筆を作ってるところが見られるから、のぞいてくれば」とアドバイスした。じゅりちゃんはmixiに「多分みどりさんだから、いいよと見せてくれた場所」と書いているが、「日本人です。中に入っていいですか」と言えば誰でも入れてくれる。立入禁止の札はあるが、職人さんたちがまじめに筆を作ってるところへ、声のデカい中国人客がズカズカ入ったら困るってことじゃないかと思う。
 
f2024ef9.jpeg初めて琉璃厂へ行くならやはり一番の老舗『荣宝斋』(1672年創業)は行ったほうがいい。入るといきなり、ベッドのような硯がお出迎え。誰が買うねん。ここで便箋を買おうかと見たけど、高い。高くなったんだな。15年前は30元しなかったのに、88元になっていた。


 
333e3ae1.jpeg 他の店でもそうだが、店の人に「なんでこんなに高いの?」と聞くと、「水印だから」と答えられる。その「水印」という技術の一部が荣宝斋』で見学できるようになったのは最近のこと。この日は二人の女性が版画をしていた。壁には色を重ねていく過程も展示されている。私は覚えてなかったが、版画をやってるおばちゃんが「你常来」(アナタよく来るわね)と言った。ここをじゅりちゃんがmixiに「写真は『あなた常連だからいいわよ』といって撮らせてもらった」。おいおい!写真なんて誰でも撮っていいっちゅうねん!私を「ネ申」化しないように。

 
 普通『荣宝斋』から西はあまり行かないものなのだが、その西のほうで私の友人が色紙を一枚10元で買っている。10元は安い!西の小さい店をいくつかのぞいたが、見つからなかった。現在「色紙一枚10元」情報募集中!
 
 こういう小さい店のほうが品物が安かったりするが、たとえば便箋などは種類があまりなかったりして、どの店が絶対いいとは言い難い。
 
 
(昼食、博物館に続く)
 
おまけ:水印について 
・<中国語>百度百科「木版水印」の項
・<日本語>老舗「栄宝齋」が誇る伝統的な木版画技術

・便箋は「诗笺」(shī jiān)と言って売っている。日本の書家だって「詩箋」(しせん)と言ってるな。

・写真はクリックして拡大可。

拍手[4回]

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【2012/04/17 19:10 】 | n博物館、観光地、散策 | 有り難いご意見(4)
<<じゅりちゃん旅行記(老辺餃子館、首都博物館)in北京 | ホーム | 4月24日チャリティー・フリーマーケットin朝外SOHO Familier>>
有り難いご意見
無題
あはは!!だってだって!!!

トイレのドア?ええええ?通路かい!!それもひっっろ!!!!私は前日の文具店の思いがあるからみどりさん=裏道をも知り尽くしてる北京人w
みどりさんだから身を委ねたけれどあれが日本人なら「え?え?え?」ってなりますってみどりさんも日本人だ。こらこら
私1年北京留学した人に聞いてもここしらないですよ(裏道なんてもちろん)貴重な体験ばかり。。
北京ブロガーの集まりの様子やみどりさんのブログ読んでるとホント北京に旅行ではなく長期でいきたくなりますよね。
ってブログの本意を理解してない?爆。
【2012/04/17 20:58】| | じゅり #c6dc8029 [ 編集 ]


便箋♪
みどり様 晩上好♪
私も荣宝斋で『こんなんいっくらでも摺れるのに高いなぁ~。でも図柄が好き♡』と便箋購入した一人。その時お店の人がくれたパンフを改めて見たら「1934年、魯迅、鄭振鐸先生委託荣宝斋重新刻印明代的《十竹齋箋譜》」とありました。そんな謂れのある図柄だった上に木版水印って「国家級非物質文化遺産」(パンフより)だったなんて、今の今まで知らなかった教養のない私。(^^;)

これにさらさら~っと筆でお手紙したためるもよし(いや、夢想ですけど・笑)篆刻を押して額装しても素敵♡(誰が彫るんじゃ?・笑)と購入したものの、この話題が出るまでその存在すら忘れてました。(^^;)
【2012/04/17 23:24】| | ガオダオ #50731d206a [ 編集 ]


やっぱり
やっぱり、みどりさんはネ申だったんだ。

畏れ多い・・・
【2012/04/18 13:20】| | 功夫man #54985fffee [ 編集 ]


裏道探しておくわ

事後報告だけど、じゅりちゃんのmixi日記から写真もらってきてます。すまん。いつか長期で来てみなよ。

ガオダオ!十竹斎箋譜は私が留学していた頃東京から師匠が来て、やたら「十竹斎、十竹斎」っていうから、覚えた存在です。無形文化財を「非物质文化遗产」っていうけど、中国人は「非物」って普通に言うんだよね。省略しすぎの感あり。

功夫man氏、バレたか。みんなには内緒だよ。
【2012/04/23 11:26】| | みどり岳阳楼记(范仲淹) #55ffc2c374 [ 編集 ]


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