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具有中国特色的医院(2)

ばあさんがうちに来ると、しちメンドくさい。晩ご飯食べて、子ども達は宿題。ばあさんは床を拭きし始める。台所のシンクのところもごしごし磨いてピカピカにする。朝もそうだ。私が朝食の準備をしている間に、掃除掃除掃除。常に動いている。老人(姑)が動いているから、若者(嫁)が優雅にコーヒー飲んでパソコン見るなんて絶対できない。どうせやらなきゃいけないことだけど、ハンコ彫ったり、私も忙しいところを見せる。


こうしてばあさんはたまにここに泊まり、病院に行き、私はほぼ毎日行った。私とダンナは別居してもう15年くらい経つかな。こんな頻度で会うことはまずなかったと言っていい。


手術の翌日、まずはばあさんが病院に行った。私がお昼を食べてから、病院に到着したとき、ばあさんはすでにアトリエに帰っていて、前日から泊まっていた舎弟がいた。病室は二人部屋で、隣におじいさんがいて、この日手術だった。おじいさんの娘と息子が来ていたが、仕事があって、つきっきりというわけにいかないので、护工を雇った。


舎弟:給料はいくらなの?
护工1140元で、会社が50元とる
舎弟:じゃあ1日約100元で、一カ月に1万元かあ
护工:そんなにもらえるわけないじゃない
舎弟:100×30。あ、そうだな
护工:それに毎日仕事があるとは限らない
 


先週末、私は娘と外出していて、そこから病院へ行った。ばあさんがアトリエから来ているのは知っていた。夕方だったが、息子がカギを持たずに外出していることに気づく。ダンナに電話して「私たちはあと30分で着くから、おかあさんに先に家に帰ってもらって。周吾がカギを持ってないの」。「いいから、まずここへ来い」。「行くけど、おかあさんに帰ってもらって」。「いいから、来い」。わたしまけましたわ。


着いた。17時。病院の食事が運ばれてきたところだ。ばあさんはたくさん餃子を作って、持ってきた。餃子はもちろん冷えている。病室に、よくホテルにある電気ケトルがあって、ばあさんったら、それでお湯を沸かして、餃子を入れた。もー、見てらんないよ。アナタ、東京でも同じことしましたよね。



ダンナがこれで全員の晩ご飯だと言う。え?5時に晩ご飯なんて食べたくないよ。しかもメニューが病院食とばあさんの餃子。死んだほうがマシだ。私は外でピザか何か買って、病室でゆっくり食べようと思っていた。私の洋風計画がぶちこわしだ。


ばあさんが食べ終わって、帰途へ。ばあさんって平素地下鉄に乗らない。なぜなら、老年証というのを持っていて、バスはタダ、地下鉄は有料だから。でも、孫がカギ持ってないから、地下鉄で帰ったよ。長男の長男、誰よりも大事。アトリエの庭で獲れたという野菜をしこたま持ってきていたのだが、重いからって、私らにも託した。アンタ、その重いのをアトリエから持ってきたんでしょ!最後まで責任持ちなさいよ


ばあさん、うちに泊まる。翌日の午前中は書道展に出す子ども達がうちにやってきて、練習をしていた。ばあさんは上の部屋にいた。静かに字を書いているときに、突如として派手な音楽が流れる。ばあさんったら、間違えて音出しちゃったのかと思いきや、ボリュームは維持したまま。私の隣で鳴らしているかのような大音声だった。「何してるんですか?」と抗議しに行ったら、「我听歌呢」とのたまった。「丸聞こえです!」と私は怒鳴った。アンタも耳、手術したほうがいいんじゃないか。


<続く>


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【2016/04/29 08:00 】 | 北京生活,中国全般 | 有り難いご意見(0)
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