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【2024/04/25 09:14 】 |
和文化体験倶楽部「料紙作りと日本の書道」楽しく終了
514日、SK大厦にある北京日本文化センターで講義してきた。炎黄芸術館で3月に開催したのとほぼ同じ内容で、道具を炎黄芸術館から借りた。内容は「料紙作りと書道」。料紙というのは紙に装飾を施した紙のことで、金箔、絵の具などを使って、ハガキ作りをした。

私は日本で買った道具一式を持っているが、30人分なんて持っていない。日用品で代用できるのだが、道具の一部(柄のついた網)は炎黄芸術館が特注で作っている。さすが、民間の美術館!



金箔は私が東京で買ったもの。シートになっていて、切るのがイライラするほど大変。薄すぎて、手で触ってはいけない。咳できない、くしゃみできない、息吹きかけられない。



ひらがなを書くときの注意を話し、参加者には筆で何かを書いてもらう。北京日本文化センターのイベントはあちらの要求でたいてい俳句なのだが、ハガキの模様は四季がはっきりしているので、俳句じゃないほうがいいと思い、古典作品の一節と手紙の文面を打ち合わせの時持っていった。

職員(中国人)が見て、「俳句がいい!」って。どんだけ好きなの、俳句。私個人は韻文より散文の方が好きだけど、しゃーない。

イベント当日、開始30分前に誰よりも早く二人の女子が入ってきた。別々に来た子だが、私は両方見覚えがある。それを本人達に言った。一人は三回目だ。去年の11月のときは、日本語を学び始めたばかりで、12月にはひがらなの書き方についてガンガン質問した子だ。この日、もうちょっと簡単な会話ができる。しかも私が用意しているのを見て、「先生、手伝います」って。可愛い。

今回は珍しくほぼ日本語で話した。








習字のときに子どもが服を汚すと困るから、洗濯で落ちる墨汁というのが日本で売っている。これはおかあさん達には有難い代物だ。でも、書道を教えている友人が教えてくれたのだが、「これで作品書いちゃだめ。数年後には字が消える」。生徒が半紙に書いて、展覧会に出したが、数年後には字が見えないくらい白くなってしまったと言うのだ。だから、参加者に「この墨汁、私が買ったんじゃないんだけど、いつか色が落ちるからね。そしたら、また書いてください」。



講座が終わって、ある男子が私のところへやってきて、「明日は母の日です。おかあさんに何か日本語で書きたい。なんて言いますか?」って。おかあさんは日本語ができないという(おいおい)。「『今日は母の日です。おかあさん、いつも有難う』でいいんじゃないの」と答えた。

可愛い。みんな可愛い。日本語をこんなにも一生懸命話して、日本文化に興味を持っている子達。こういう子達がますます日本文化を理解する一助になれれば、と心から思っている。

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【2016/05/11 08:15 】 | nイベント | 有り難いご意見(3)
中国美術館、ステンレス専門店、好利来

超多忙につき、美術館など行ってる暇なし。




行って来たよ――――、中国美術館(友達失くすで)。

近く行っただけだから!

建物入って、左。不思議な水墨画。



右は書道展。ノーコメント。





3階は逄小威という中国人がドイツで撮った、写真展。逄小威は元俳優で、7年も日本に住んで、帰国した後カメラマンになったという人。企画が范迪安だからか、参観者が非常に多い。范迪安が中国美術館の館長になったとき、出世したなあと思ったが、いつのまにか中央美術学院の院長になっていた(私が留学生していたとき、寮の下の階に住んでいた)。そして、今の中国美術館の館長がうちのダンナの一つ上の人だと知って、またまたビックリした。





適当に見て、とっとと美術館を後にし、向かいの百花へ。



急ぎで洋紙を買いたかったんだけど、ここに来たら、いろんな色、厚さの紙がある。といっても日本のほうがもっとある。伊東屋は夢のよう。

地下鉄の东四で降りて、徒歩で美術館まで行ったが、途中に不锈钢精品生活馆(ステンレス専門店)があって、冷やかしに入った。



ゾーリンゲン(おそらく本物、、、と信じたい)や外国製の重い鍋、フライパン等が売っていた。

娘に「カフェで休もう」と言っても、「高いからダメ」。「じゃあ好利来でパン買って、なんか飲む」には同意してもらえた。パン屋だとカフェより安いのを知っている娘。で、これを頼んだ。16元。



さて問題です。これはなんでせう。

あと、日本語を学び始める中国人から質問がきた。ひらがなとカタカナは並行して覚えたほうがいいか。別々に覚えたほうがいいか。

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【2016/04/24 16:59 】 | nイベント | 有り難いご意見(4)
【料紙作り&ミニお茶会】【一日ペン字/毛筆教室】

  ジャピオン見た?ここでも宣伝しておく。 



【料紙作り&ミニお茶会】

日時:426日(火)10時半から、または13時から80分。
場所:ロイヤルクイーン。朝阳区亮马桥36号亮名居E17E
内容:料紙作り(ハガキに金箔を貼る、水彩絵の具で染める)。今春の新茶緑茶三種(大仏龍井、竹葉青、蒙頂甘露)の飲み比べ。ロイヤルクイーンのケーキ付き。
参加費:通常170元を「ジャピオン見た」で150元。
申込み:zhangchengling_55aliyun.comへ(★を@に)。氏名、参加希望時間、携帯番号を明記ください。各回定員10人になり次第締め切ります。


 




  これは↑ペン字なし。あるのは土曜日↓ペン、筆ペン、毛筆、いずれも可。お子さんにちょっと書かせたい方も是非どうぞ。5歳くらいから参加可。



【一日ペン字/毛筆教室】ひらがなまたは名前住所の練習等
日時:423()14時から16
(好きな時間にどうぞ。練習は1時間。17時終了)
場所:カフェバーshala(建外SOHO西区17号楼地下1 TEL58697412
受講料1時間100(ドリンクは別途ご注文ください)
申込み:前日までにmidoriirosina.com(★を@に)紙や筆を用意する都合上、毛筆の場合は書きたい内容をお知らせください。




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【2016/04/19 15:42 】 | nイベント | 有り難いご意見(0)
炎黄芸術館的活動「紙之風景」円満結束
告知用の写真を送ってください」と言われたので、私は当日作るものの写真を送った。



 そしたら、それらをうまく組み合わせたすんばらしいポスターができていた。


  
今回初めて、望京で乗り換えて、15号線「安立路」で降りて徒歩で行った。

  
途中、和食屋を発見。「健康」の英語は「じゃぱにーず」なのか。




初めて講義する内容だったので、時間配分がわからず、小さい子も参加していたので、私がいろいろ喋ることは省いて、どんどん作業してもらうことにした。


   
テーマは「四季」だから、私はちゃんと桜、夏山、紅葉、冬山って、色も考えているのに、まあいろいろやらかしてくれる。小さい子はわからないから、「桜と葉っぱ」という意識で、春秋にしてしまったり、色も一枚に二色使ったり。でも、逆に全員が私のお手本どおりにすべて作ったら怖いよ。創造性は豊かであてほしい。



  水彩絵の具が終わったら、金箔。箔は私が日本で買ったもので、専門の道具があるんだけど、中国では別のもので代用したり、美術館が特注で作ってくれたりした。


  


  「金」。中国人、好きすぎる。今回の反省点は初めに「金箔の量は一人これだけです」と定めなかったこと。いや、もう、貼り付けすぎだから!
 
  
ハガキができたら、最後に「春 はる」等を小筆で書く。



  
最後片付けのときに発見した、置き去りにしていったハガキがあって、これ↓。


れたんじゃなくて、故意でしょ。皆に見せようとして。

  
終わる頃に、展覧会の参観者(子連れ)が入ってきた。参加したかったみたいで、「今度いつこのイベントがあるか?」と聞かれた。未定だけど、夏かな。そして、日本人高校生がやっているのを見て、その人が自分の子どもに「你看看阿姨怎么做」と言い、おいおい阿姨かよ」と私は思い、高校生に日本語で「おばさんって言われてるよ」と言ったら、その人が「啊,姐姐」と言い直した。焦ったなんてもんじゃない。日本語わかる中国人はそこらへんにいるから、下手なことしゃべれないわい!




   これからは何でも機械がやってくれるような世の中になると言われているけど、人間の手でなければできない作業を私は大事にしたいし、それをみんなにもやってもらって、親しんでほしい。それを推進すべく、イベントには積極的に参与したいと思っている。

  
  昨日の様子は美術館のHPにも載っている。職員作業が速い!→【活】四季歌:


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【2016/03/20 08:55 】 | nイベント | 有り難いご意見(0)
『エリンが挑戦!にほんごできます。』特別講座in北京
  昨日行ってきた、月坛中学。こちらも『エリンが挑戦!にほんごできます。』の合唱コンテストの金賞のご褒美講座。先週行った長春とまったく同じ内容。

    
    月坛中学は日本語を強化している中高で、今回の受講者は高一(がほとんど。高三数人)だったが、中学のときから学んでいるので、レベルはまあまあ。私はこの一連の国際交流基金・北京日本文化センターのイベントで半分以上中国語をしゃべるのだが、初めてほとんど日本語で講義した。

  まずはじめに授賞式。受賞者代表が一言話すのだが、当日急に話すことを決めたので、本人はスピーチの準備をしていない。でも、ものすごく気の利いたことを、ちゃんと日本語で言った。いきなり「実のところ」で始まったときは、やるなぁ!と思った。「実のところ、参加を決めた時は、まさか金賞をとれるとは思いませんでした」。「僕たちは金賞をとったことよりも、目標に向かってみんなで努力したということのほうが大事だと思いました」。すごく流暢ではない。でも、一生懸命話してた。



  北京日本文化センターの日本語専門家が俳句について説明する。「日傘の季語は?」に「ひがさってなに?」と隣りの子に小声で聞いている子がいた。みんなわからなかったようだが、後に理解したようだった。私の担当の書道の説明も終わり、全員が書き始めてから、その子が私に個人的に「先生質問があります。ひがさって何ですか」。中国語が思い出せない私。「えーと、あのー、太陽がほら、あのー、強いからさす、えーと、雨が降ってなくてもさす傘」。「ああ。太阳」。そうだ、太阳っていうんだ。






   あ、今気がついた。一字抜けてる!

  私もこれだけ中国人の書くひらがなを見て、形がおかしい字はだいたい決まっている。「む」(結びの位置が上すぎる)「ら」(二画目の縦が非常に短い)。「き」(最終画が長すぎる)。「き」に関しては毎回「それ、お皿でも描いてて、上を受けているんですか?」と聞きたくなる。ひらがなは日本人もひどい人多いけどね。


 


 この講座、次の学校に続く。

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【2016/03/16 10:15 】 | nイベント | 有り難いご意見(0)
『エリンが挑戦!にほんごできます。』特別講座in長春

  国際交流基金が『エリンが挑戦!にほんごできます。』という教材を作っている。無料で勉強できるので、日本語を学ぶ人に勧めるがよい。WEB版はここから。そこで歌のコンテストを実施し、ご褒美の一つとして、金賞受賞者(学校の場合)には「日本文化講師が学校を訪問し、特別講座を実施します」。それで私が赴いたというワケだ。


 今回の訪問先は、長崎の日章学園と長春の中学が合作で建てた高校、長春日章学園高中。生徒は国際班と国内班に分かれ、国際班は卒業後日本の大学へ進学する。今回のコンテストに入賞したのは、一部の生徒だが、40人集めてもらって、1コマ授業をした。内容はこれまで北京でやってきたことと同じで、北京日本文化センターの日本語専門家が俳句について話し、私が「かなの成立」と「ひらがなを書くときの注意」を話し、俳句を筆で書かせる。


 日章には12人、日本語の先生がいて、全員が見学するという。「えぇえ?緊張するなー」と思わないのが私だ。私が話すことは日本語の先生も勉強になるというものだ。日本人でも知らないようなことを話す。


 まずはセンターの日本語専門家が「俳句とは」、「この季語はいつの季節ですか?」等と話す。



 「祭りの季語は?の問いに「夏!」「秋!」と答えはさまざま。秋祭りというのもあるから、これを間違えるのは理解できるにしても、「大根の季語は?」「夏!」「冬!」。「トマトの季語は?」「秋!」と、日本人にはない季節感を持つ。野菜も果物も一年中あるもんね。藤田ニコルみたいな子なら日本人だって答えられないだろう。





  書道を習ったことがある人」と手を挙げてもらうと、一人しかいなかった。 


  それでもみんな結構上手に書いていた。

  
最後は色紙に書いて、仕上げ。表彰式をやって、終了。同じ内容であと二校実施する。
  

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【2016/03/13 08:03 】 | nイベント | 有り難いご意見(4)
炎黄芸術館で「料紙作り」やるよ


    ポスターだけだと、何をやるか分かりづらいが、「料紙作り」体験を実施する。

紙とは金箔を貼る、紙を継ぐ、色染める等の方法で、装飾紙のことをいう。


私が金箔等を持っているので、それを使う。





水彩絵の具を使って、ぼかし染めもやる。


  
用紙はハガキ大で、それぞれ春夏秋冬の図案で、最後に小筆で文字も書く。



主办:炎黄艺术馆
指导老师:翠(Midori)
时间:2016年3月19日(周六)14:00-16:00
地点:炎黄艺术馆报告厅(北京市朝阳区慧忠路9号)
费用:材料费50元/人
预约参与方式: 
(1)关注炎黄艺术馆公众订阅号(yham0928),在后台发送“姓名+联系方式+纸”预约。
(2)电话联系炎黄艺术馆公共教育部:8610-64913019(周一至周五)

若男女、国籍不問。興味のありそうな人に宣伝してほしいのこころ。


案内の書いてあるHP炎黄艺术馆 今回は子ども用ではないが、ここでは頻繁に子ども用のイベントが実施されているので、HPでチェックすると良い。


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【2016/03/12 17:04 】 | nイベント | 有り難いご意見(0)
雪をも私を熱烈歓迎
  私が行った前日に雪が降ったということで、寒いっての!


  国際交流基金が運営する北京日本文化センターの仕事で、長春の高校へ講義に行った。高校に着いたらね、輝く「みどり先生」の文字が赤く横に流れる。こっ恥ずかしい瞬間だ。でも、ああ歓迎されているんだなと深く思った。







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【2016/03/08 15:25 】 | nイベント | 有り難いご意見(0)
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