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先週「和文化体験倶楽部」が開催された。参加者がかるたの遊び方を教わり、折り紙で人形を作り、筆で「久方の光のどけき 春の日に しづごころなく 花の散るらむ」と書く、この内容の濃い三つのコラボイベントも6回目を数える。 参加者は全員中国人なんだけど、今回着物を着ているギャルを2人発見。すごいなあ。わざわざ着てくるんだ。しかも帯の結び方なんて非常に複雑。私ら講師も毎回着物を着るのだが、私自身は着付けができない。「着られないなら頼む」。そういうものだと思っていた。でも、中国人がきれいに着ているのを見て深く反省した。一言で言うと「惭愧」。 ご本人に許可を得ているので、ここに微博のやりとりと写真(参加者の作品。アタシの字じゃないよ)をコピーしておこう。 みどり:谢谢你来参加这次活动。我自己不会穿和服,我“自己不会那么就让别人帮忙”这种想法错了。我向你们学习。我准备开始学怎么穿和服。 白い着物の子:老师!书道课程真的很好,突然激发很大兴趣~~我的和服着付也有很多问题存在~不过如果您有任何需要可以随时叫我们~我们超级乐意! 緑の袴の子:下次我帮老师穿! 笑った。大いに苦笑い。中国人に着物を着せてもらうんなんて、書道を教えてもらうくらい恥ずかしい。このイベントのかるたの先生は中国人女子3人で全員袴を自分で履く。ネットの動画などを見て、着付けを学んだという。それを聞いてもホント恥ずかしかった。私は今後も北京で着物を着る機会が多いと思うし。 このイベントは申込条件がひらがなを全部書けることとなっている。日本文化に興味のある中国人が参加しているのもあるが、20代がほとんどで、とにかく可愛い。色紙に日本語を筆で書いて、折り紙を両面テープで貼って、満足感を得たニコニコ顔を見る瞬間が何よりも嬉しい。参加者の喜びの一端を担っているという満足感が私自身にもある。次回はまた数カ月以内に開催されるだろう。それまで非常に待ち遠しい。 PR |
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